発達障害って障害なの?

2019-09-20心の福ぶろぐ, 海外生活福ぶろぐ , わたしのこと

ずっと前に書こうと思って下書きボックスにタイトルだけあったのを引っ張り出して書いています。

今日は「日本の教育事情と発達障害」という講演会に行ってきました。

最近は晩年婚活と夫婦喧嘩の相談のほうが多いかも?なのですが、以前お子さんが「発達障害」と宣告されたお母さんの悩みを伺う機会が複数回あり、もっと知っておきたいと思っていたのでラッキーでした。

一番最初に発達障害を身近に感じたのは知り合いのお子さんだったので、発達障害と聞いてもピンとこなかったのが正直な感想です。

声が大きくて、じっとしていないけれど元気いっぱいで良いじゃないの、男の子なんだし。日本ってお行儀良い子が良い子という国民性だからなあ・・・という感想。
(今でもそう思っている笑)

私自身はステレオタイプ的な考えをしないように努力しつつも、やっぱり男の子はわんぱくでいたずらっ子で元気すぎるのが普通、みたいなステレオタイプの像を持っている証拠ですね。

で、今日もお母さんたちの質問を優先に、私は遠慮しようと思いつつ、つい以前からの疑問を質問してしまいました。

要約すると

「わんぱくと発達障害の違いは何ですか? 昔のわんぱくは今は発達障害ですか?」
「発達障害の認定数が増えているのは、先生たちが手に負えない子を減らしたいから?もしくは発達障害の定義が「みんな違ってみんな良い」から「みんな良い子がみんな良い」に拡大されたからですか?」

いやいやこれじゃ喧嘩売ってる感じ(笑)こんな言い方はしていません。

ともかく、講演者の心理学の教授はとても理解のある先生で、私の意図も十分くみ取って、答えてくださいました。

やはり、昔より検査で明らかに器質的にも障害と判定される子供は増えているそうです。そして、一般クラスで劣等生と蔑まれて悩むより、発達障害という診断で安心してヘルプが受けられる環境で育った方が子供と親のためになるのも確かだとのこと。
ただ、その点日本はまだ発達障害というレベルを貼るところまでで、その後の行政やシステムのヘルプが断然遅れているとのこと。

その点オーストラリアは進んでいるとのことですが、そこで英語が不得手なお母さんたちがそのヘルプを十分に享受できるかと言えばそこも難しい。

私のも活動に参加しているパースのボランティア団体の「虹の会」では、発達障害に特化したグループもあり、そういうお母さんに情報や集まる機会を提供したり、通訳のヘルプもしています。

今日(昨日?)の講演会もそのグループのリーダーさんが取りまとめてくださっていました。

発達障害のお子さんを持つお母さんの悩みは子供のことだけではなく、夫や義父母、実父母兄弟の目や意見に振り回され、しかも子供の未来を一身にゆだねられているような重荷を感じているようです。

そんなお母さんたちに、「みんな違ってみんないい」、「普通という異常」を理解してもらって、少しでも気が楽になってもらえたらな、と思います。

ちなみに、うちの娘は今なら絶対に発達障害認定でした。そういえばどこかの段階でLD(Learning Difficulty)学習困難グループ?に入れられて、本人はそれがものすごく嫌だった、と後年言っていました。

私はLDっていうのは、日本でいう3月生まれの子が4月生まれに追いつけないからやる補習クラスのようなものだと思っていました。それで、先生の「サラちゃんって学校は勉強しに来るところだとはあまり思っていないようなんです」という泣きそうな顔の訴えにも苦笑でしか応えられなかったのですが。夫も「1年遅らせたら良かったかもね~でも今身体とプライドが傷つくからやめておこう」という程度。真剣に悩まなかったのが功を奏したのか?知らぬが仏か?

娘が小学校の時は、先生の方を見るより外を見ている時間のほうが長く、掛け算の6の段以上は2年がかりでやってもだめで、分数の加減乗除は今でも絶対にできないと思います。

こんなエピソードがあります。(娘には秘密)

彼女が小学校4、5年生?くらいの時に担任の先生から、娘が数学のテストでカンニングをしていると呼び出されました。複数の文章問題の式の部分は空白で、正解だけが書いてあったからです。

本人に聞いても「答えは思い浮かぶけれど、どうやって導き出したのか自分ではわからない、絶対にカンニングはしていない」と泣いて抗議します。

先生は説得できませんでしたが、私と夫は半信半疑でそのことはもう不問にしました。
数学が苦手なのはわかっていたのでカンニングも十分あり得るとは思ったのですが、親の勘で嘘を言っているようにも思えなかったのです。

でも娘は嘘は言っていなかったのが10年後にわかります。

今はロンドンのカジノのディーラーでルーレットの17の倍数や27?とか複雑な計算を1分程度で複数のお客さんと複数の種類のチップと同時に処理できます。

客あしらいが下手なのも、お客をチップ(謝礼)と思うことでなんとか向上している様子(笑)

終わり良ければ総て良し。というのは渦中にいると全く見えなくて、不安でしかないのですよね。私も娘はお釣りの計算がきっとできないからお店系には務められないし、大体就職無理かも?と思っていました。

でも、子供の成長は思っているより早いのです。

幸せなお母さん(とお父さん)が幸せな子供を作り、幸せな社会が構成される基盤になるのです。きっと。

みんな同じくお行儀よく足並みそろえることを強制されると同時に、競争に勝てと叱咤激励されるという矛盾に疲れてしまった発達障害ではなかった子供たちも多い昨今です。

どちらが良いか悪いかではなく、それが人生で与えられた舞台設定。

自由に脚本を書けるのはあなたですよ。と言いたい。

(あとがき)

数十年前?は落ち着いている幼稚園男児なんていたかしら? クラスの半分以上の男の子は女の子の髪の毛を引っ張って泣かせた経験があって、誰かの積み上げた積み木を蹴散らかしたり、園脱走を企てたりしていましたよね?

耳の前で大声で怒鳴ってある子の耳の鼓膜を破った男の子(女の子だったかも?)もいたのを覚えています。
全くしゃべらない子もいたけれど、それが変だともあまり思わず目と目で会話していたのも覚えています。

確かに、明らかにわんぱくの域を出ているような乱暴な子、同じことを何度も繰り返してしゃべる子もいたにはいたけれど、私の頃の先生達は怒りながらも、クラスの一員として受け入れて、ほかの子にも受け入れることを前提として公平に接する努力をしていたと思います。遠足や授業以外の時に先生はそういう問題児と遊んだり一緒に歩いたりしていたものです。それとも私がたまたま良い先生の多い小学校にいたのかな?

私が子供のころの特別支援学級?はダウン症や小児麻痺や明らかに心身に障害?がある子供たちがいたように記憶しています。こう、あきらかに助けを必要としている、養護施設に入る一歩手前の子たちがいる学級。養護学級と特別支援学級は別物なのか。

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