離婚したい時に自分に問いかけてみる３つの質問その3・・・「居心地の良い役割は何ですか？」

2023年4月7日国際結婚あるある, 国際恋婚円満福ぶろぐ

 

この記事は、故スティーブ・ジョブズのスピーチからヒントを得た「離婚を考えた時に自分に問いかけてみる３つの質問」をシリーズでお届けしています。前回までの記事はこちらです。

・あなたの時間が限られているとしたら・・・離婚したい時の３つの質問その１

・もし今日が人生最後の日だったら…離婚したい時の３つの質問その２

好きなことをしていますか？

ジョブズ氏は、「好きなことをしていますか？あなたはあなたの果たす役割を見つけてください」と言っています。かなり無理やり意訳ですがここでは、この言葉を「仕事」→「役割」という観点から考えてみたいと思います。

結婚はあなたの選択

結婚する際、私たちは自分自身が選んだこととして、妻や母という役割を引き受けます。選択肢として、結婚しないことや子どもを持たないこともありますが、わたしやあなたはそれを選ばなかったわけです。

しかしながら、他人の人生、他人のための人生を生きることは、自分自身の人生を無駄にすることにつながります。ジョブズ氏は、私たち自身が果たすべき役割を見つけるように促しました。

「あなたが愛するものを見つけなければなりません。」とジョブズ氏は言いました。彼は仕事に関して言及していますが、私はこの言葉を、自分が愛すること、家庭内で居心地の良い役割を見つけることに応用できると思います。

家族においても、それぞれに役割があります。しかし、本当に満足するためには、自分自身が素晴らしいと思う役割を果たす必要があります。そして、それを愛することが重要です。

自分自身が素晴らしいと信じている役割を果たしていると、家族を愛する目的が生まれます。自分自身が居心地の良い役割を持っている人は、嫌々その仕事や役割をする人と比べてどのくらい幸せでしょうか？周りの人は？

妻・母家族の役割は一種のサービス業

わたしは母や妻の役目を一種のサービス業だと思っています。

嫌々、仕方なくサービスを提供する人と、居心地よさげに嬉々としてサービスを提供してくれる人とどちらがより自分以外の誰かも幸せにするのでしょうね？　簡単に言えばどちらにチップが多く集まる？（笑）

彼曰く、人は自分自身の人生に責任を持つために、自分自身にとって居心地の良い役割を見つけることが重要で、それには、自分自身が興味を持ち、才能を発揮できることや、自分自身がやりがいを感じ、充実感を得られることが含まれてます。

居心地の良い役割

居心地の良い役割は人それぞれで、他人と比較する必要は全くありません。居心地の悪いス―パー主婦やスーパーママにならなくても良いのです。自分自身が充実した人生を送るために、自分自身が本当に望む役割を果たすことが重要です。

そして、役割というのは求められているかどうか（需要と供給ですね）も相手の反応にかかわってくるので、自分の居心地よい役割が、夫から求められていない場合は、喧嘩も収まらないかもしれません。その場合は離婚も選択肢になるでしょう。

「離婚を考えたときに問いかけてみる３つの質問」いかがでしたか？

離婚を考えた時に自分自身に問いかけることは、自分自身が本当に求めるものを見つけるための手がかりを与えてくれます。まずは自分自身が居心地の良い役割を見つけ、それを果たすことで、より幸せで充実した人生を送ることができるかもしれないです。

自分自身の居心地の良い役割を見つけほんのり幸せでわりと満足した人生を送りたいあなたへ

 

（あとがき）

良妻賢母の役割が居心地が良いとは限りません。というか、自分と夫や子供の良妻や賢母の定義が違っていることが多いので気をつけて。
何があっても子どもの前ではいつも「ガハハハ」と笑っているお母さん、出来合い物もじゃんじゃん使うけれどとりあえずお腹が空いて返ってくる夫に超特急で暖かいものを食べさせてくれる妻、が彼らの思う良妻賢母かもしれません。

え？わたし？
うーん、いつも秩序正しい品行方正な生き方を家族に指南する、まるでタロットカードの女教皇のような妻と母の役割を長年やっていましたが、そこから「穏やかに気持ちをわかってくれる、失敗しても責めずに次の機会を待つ、優しくきれいな妻と母」が求められていて、私もその方が楽だとわかったので、その役割を心掛けています。もちろん、それだけでは飽きるので、たまに阿修羅とか不動明王のような役割もやってみたい衝動にかられます、ていうかたまにやります（笑）夫婦の会話はわりと（ブラック）コメディ路線です。