蛇か枝か:観察力が夫婦関係改善に役立つ3つの理由

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蛇か木か?
人生を変える観察力:ヘビか枝か、あなたならどう判断する?

明けましておめでとうございます。
今年の干支の蛇年にちなんで新春の初ブログでは、世界各地の夫婦カウンセラーの勉強会で良く出てくる、「枝か蛇か」問題!? について書きます。日々の暮らしや夫婦関係だけでなく、あらゆる人間関係においても「木か蛇か」の観察力と行動力は大切です。それらがどのように役立つのか、具体的に例も挙げておきますね。


1. 物事の本質を見抜く力が育つ

たとえば、自然の山野(オーストラリアなら住宅街でも庭でも笑)を歩いていて、蛇に似た茶色い細長いものが目に入ったとします。この瞬間、ザワっとか、ヒヤっとかドキ!とかしますよね?私たちの本能が「危険かも」と警告を発しているのです。この“ピンとくる感覚”は大事な本能です。これを無視してしまうと、大きなリスクを見逃す可能性もあります。例えば蛇に噛まれるとか。ただし、最初の感覚が絶対に正しかったり、全てではありませんから、決めつけてはいけません。危険だと決めつけて毎回逃げ走り回っていたら、心身共に疲れ果てます。

例えば:
夕食後、夫が無言でソファに座り、スマホをいじりはじめました。「いつものことだけど手伝おうっていう意識はないの?」「また私に何か不満があるの?」「浮気相手とメッセージやり取りしてるかも?」「忙しいふりして手伝うの回避してる」「義母になにか私の事を言いつけてる」と感じることがあるかもしれません。この“ピンとくる感覚”は大事ですが、そのまま自分の思い込みだけを100%信頼して行動していませんか?
思い込みの危機回避行動、ピキっと着た後に「なんか不満があるならちゃんと言ってよ」「あなたはいいわね、帰ってきたらお風呂は沸いてて、ご飯は出来てて座って食べてスマホいじってTV見るだけだもんね」「また、お義母さんに私が何作ったかバラしてるんでしょ?冷凍食品使ったって」または、ガチャガチャ音を立てて食器をシンクに置き、ドアをバタンと占めてその場を去るとか?

2. 冷静な判断が可能になる

山野でドキッとした後に「本当に蛇なの?ただの枝じゃない?」と立ち止まって考え(観察し)ますよね?観察することで状況を正確に把握でき、蛇でなければホッとして過剰な恐怖や不安を和らぎ、街に戻れば消えます。こうした冷静さは、ストレス管理にも役立ちます。過去の私は繊細さんだったので、これが苦手で、毎回、ドキ!蛇だ!蛇に決まってる!ギャーって逃げ回ちゃうか武器(必要以上のハイパワーマシンガン)を探しに行っちゃうのでした。

例えば:
いくらあなたの目線と記憶では可能性が低くても蛇(危害を及ぼす意図のある行為)なのか木の枝(危害を与える意図も意思もない物体や現象)なのか冷静に観察します。
先ほどピキっと来た時「どうして私ばかりが頑張らないといけないの?」とイライラするかもしれません。でも、一歩立ち止まって、「もしかしたら、職場で大変な一日だったのかもしれない」「仕事のメッセージかも」「彼も最近上司が変わってでストレスを抱えているのかも」「何か理由があるとしたら何だろう?」と冷静に考えてみる、本当の理由を探るために観察を続けてみることで、感情的な反応を避け、落ち着いて次の行動に移れます。過去の私のようにたかが蛇(だと思い込んでる木の枝)に向けて、最新パワーマシンガンをぶっ放してると、家が崩壊します。

3. 適切な行動を選べるようになる

観察の結果が「蛇だった!」と分かったなら、静かにその場を離れればいいだけです。ハイパワーマシンガンで一蹴もありかもしれませんが、打ち損ねたら返り討ちされるリスク、蛇だけでなく周りも穴だらけにして崩壊するリスクがあります。一方で、「枝だった!」と分かったなら、恐怖を感じる必要はありません。この冷静な判断と観察と行動のプロセスを日常生活に取り入れ習慣になると大きいと思った問題も小さく感じられるようになります。

例えば:
夫が「なんで夕食後にゆっくりしてるときに限って大きな物音立てて不機嫌そうに手伝えオーラ出すんだよ!」と感情的に言った場合、その言葉だけを受け取ると、「あなたの態度がそうさせるんじゃない!」と反撃したくなりますよね。しかしです、観察力と菩薩力を発揮して、「彼は疲れていて、心の余裕がないのかもしれない」と冷静に捉えられれば、次に『今日は何かあった?』や『どうしたの?』と質問できるかもしれないですね。具体的な聞き方を工夫することで、誤解や対立を防ぎ、深い対話につながる可能性がありますから。「流しの音がうるさいと思うから私いまからお風呂入るね。ゆっくりしてていいから、寝る前に食器洗っておいてくれると助かる」や「何かあったなら話聞くよ」と優しく声をかける余裕が生まれます。(よね?え?そんな余裕ない?ならば是非無料体験カウンセリングへどうぞ。)結果的に、争いではなく、互いを思いやる行動へとつなげることができたら、それが幸福な未来への黄色いレンガの道。

黄色いレンガの道


夫婦関係や日常にどう活かすか?

観察と行動は、夫婦関係の悩み以外にも日々の困りごと全てに応用できます。たとえば、上司や義両親の言動を「攻撃的」と受け取ってしまった瞬間も、一歩引いて観察することで真意を理解する余地が生まれるはずです。

  • 第一印象を確認する: 本当に悪意ある攻撃なのか、それともストレスや疲れが原因?
  • 状況を観察する: 周囲の状況や背景を客観的事実として見極めてみる。睡眠不足、病中病後、何かによりプレッシャー
  • 冷静な対応を選ぶ: 感情的になるのではなく、落ち着いて会話する。深呼吸してから、相手の邪魔をしないタイミングで、話をしたいという旨を先に伝える(相手が何かに集中しているときに、いきなり内容を話し出してませんか?)

こうした改善の具体的プロセスを繰り返すことが夫婦関係の溝をだんだん埋め、気楽で楽しい関係を再構築することができます。


行動することで得られるポジティブな未来

最初の恐怖や不安は本能的に自然なこと。しかし、その後に観察し、第一印象を書き換え、それに応じた行動することが望む未来を招く鍵です。この習慣を取り入れるだけで、あなたの人生は驚くほどポジティブに変わるはずです。

もし今、夫婦関係や日常の困りごとに悩んでいるなら、一緒にその状況を観察し、解決策を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。


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一緒に望む未来を招きましょう。

(ブログにしかないあとがき)

一昨年に引き続き昨年も懲りずに就老学生しており10月~12月は研修とレポートと試験(日本の試験とはちょっと違うけれど)で、ブログもSNSも手につかず、受験生並みに長時間椅子に座っていました(座ってた時間だけ比較)。カフェイン摂り過ぎか、日中も引きこもっていたからか、なんとまた肋骨骨折して(3回目)エクササイズ(バレエ)もできず、夕飯も出来合い品(溺愛品?)ばかりでいたらなんと・・・。懐かしの鬱っぽい症状が💦
カウンセラー的に自己観察が出来て良かったですよ。わたしにとっては、崖落ちさえしなければストレスも鬱も糧です。崖落ちして這い上がるのは大変だったのでもう嫌💦だけど這い上がるお手伝いはできます。

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Posted by Yumi.B