あなたの時間が限られているとしたら・・・離婚したい時の３つの質問その１

2023年3月5日国際恋婚円満福ぶろぐ

３回シリーズの１回目

「あなたの時間は限られているから、他人の人生を生きて無駄にしないでください。」

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.

Apple の共同創設者スティーブ・ジョブズが余命宣告後にスタンフォード大学の卒業スピーチで残した有名な言葉です。

彼自身の死に直面したことで、彼は可能な限り最高の人生を送ることの重要性に感銘を受け、それを彼が新卒者、そして見ている他のすべての人々に伝えたメッセージでした。

これを夫婦関係が上手く行っていない人が読めば、「配偶者と子供のためだけに生きているような今の人生とはおさらばして、自分自身を生きよう！」となり力強い後押しを感じられるでしょう。

でもちょっと待った！

早合点して本当の自分探しの旅に出るために離婚を決意する前に、３回に分けてお送りする３つの質問にじっくり向き合って答えてみてください。（病的中毒や暴力、責任放棄の場合は別です。離婚に向けて舵を切ってください）

自分の状況に確信が持てない方はカウンセリングへどうぞ（無料体験もあります）

あなたが尋ねるべき3つの質問その１

私は自分が望む人生を送り、やりたい仕事をしていますか?

Am I living the life that I want and doing the work that I want to do?

人生のところを（結婚生活）、仕事を（母業、主婦業）に置き換えても良いと思います。

「違う」と思ったあなた。あなたは結婚したくなかった、子供も家族も欲しくなかったのに、仕方なく結婚し、出産しましたか？　もしそうなら、本当にしたかった、送りたかった人生はどんなものでしたか？　その人生の方が今より幸せだと思いますか？　（苦労無しでもう一つの人生が送れているとは限らないということも念頭においてください）

YESならば、いますぐ本当に生きたかった人生を明瞭にしてそちらに近づける準備をしましょう。

いや、当時は結婚したくて、子供も欲しくて幸せな家庭を持つ夢があって結婚したけれど、主婦業子育てが私の仕事や望む人生とは思えない、やりたい仕事をしている気は全くしないし、やりたい仕事ができるとも思わない（またはやりたい仕事はない）と思うなら、望んだ人生を送り、やりたいことをするチャンスは手に入れていたということですね。

いまや結婚や出産は商店街の福引で3等以上をあてるような確立になっていますよ。

あなたはどのチャンスを自分の望む人生にすべく活かしましたか？

だいたい自分が本当に望む人生ってなにかわかっていますか？　⇒　あとがき参照

就職や転職をしたら自動的にやりたい仕事について、望む人生が送れると保証されているわけではなかったですよね？

結婚、出産、幸せな家族という当時自分の望んだ人生を生きるチャンスを活かそうとしましたか？

妻や母という仕事にやりがいを感じるように、望む人生になるように行動しましたか？

仕事も同じように入社しただけで、「思ったのと違う」と文句を言いながらルーティンワークをただこなす人、知識と経験を蓄積し自分のやりたいことに活かすためのステップを着実に積み上げていく人と、到達地点は違います。

私も子育てしましたからわかります、子供が生まれたらもう毎日がルーティンワーク。秘書やスタッフのいない営業本部長みたいなことになりますし、子供が死なないようにするので精一杯という気持ちでしたよね。数年の間はそれで良いと思います。

で、いつまで同じ浅瀬のプールでお腹を床に浸けてがむしゃらに泳いでいますか？　子供は成長します。いまだに小さな子供を育てているときのようにがむしゃらにルーティンをこなす毎日が普通、だと思っていませんか？

子どもが幼稚園に入るころには適度な栄養と衛生管理で親の義務は果たせています。子供がしようと思えば自活できる12歳以降も同じようなルーティンワークに心身疲れて飽きているなら、多分夫婦関係も上手く行っていないでしょう。思春期の子供を持つ親の仕事や役割は小さい子供の時とは違います。（その話はまた今度）

望む人生が送れていないと感じるのは、妻業主婦業家族経営が問題ではありません。

日々心身消耗すること、自分に特別な価値が感じられないこと、誰にも感謝されていな気がすること、夫に優しい言葉や態度をもらえないことや夫婦喧嘩が絶えない毎日が「望む人生」ではないからですよね？

そこをはき違えて離婚しても、手放すものが大きいだけで短い有給休暇のあとは苦しいリセット生活が待っている可能性も高いです。

もちろんいろいろ周囲の環境にも左右されて今があります。それに振り回されるまたは不満を持って日々生きるのも自分の人生を望む方向に主体的に舵を切っていないから故です。

というのも私が経験してきたことだから言えるわけで。（わたしは舵を切る前に２回別居しています）

まずは絶対無理と思わずに、今乗っている船で、望む進行方向を確かめて自分の本当に望む人生の方向へ舵を切ってみませんか？　どうしたら良いのかわからない、離婚するべきかわからないかたはまずは体験カウンセリグ。

今が手のかかる子育て真っ盛りのかたも、振り返れば工夫のしどころはいくらでもあります。先輩ママや私にアドバイスを求める時間をちょっとだけ作ってください。

カウンセリングでは貴重な時間を可能な限り有意義な方法で使用するヒントやアドバイスを個別に対面またはオンラインで提供しています。

あとがき

私は離婚に対して賛否の意見はないですが、したほうが良い離婚としなくてもいい離婚はあると思います。

もともとおひとり様のほうが幸せとか、出会いアプリで相性ばっちりの人と出会って再婚♡という夢が叶うという確信と叶えるという自信と覚悟があればそれも有りだし応援したいとは思っていますけれどね。

まずは離婚しようがしまいが幸せになれる自幸力（私の造語）をつけていきましょう♪

良い離婚というのはお互いに一緒にいた時間を感謝しあって、これから歩む違う道を尊敬し、夫婦とではなくても子供の親として相談しあい、協力し合い、古い友人のように望む人生を歩むお互いを応援しあう。そういう離婚は現実にあります。わたしはそこを目指すお手伝いをしたいのです。海外のほうがこういう理想的な離婚をしているカップルが多いです。カップルカウンセリングを受けるカップルも多いからでしょうか？

「ノート三冊分の自分史」

先日ご縁があって阪井さんのワークショップに出させていただきました。自分の本当に望む人生が何かわからないという方、このリンクにあるような自分史で深堀というのも良いと思います。私も以前執筆やカウンセリングのワークショップで少しやりましたが、これに比べるとまだまだ浅かった（笑）ノート３冊分くらいやると起業に成功する方も増えるようです。

起業はしなくても自分の過去と向き合って本当に何をしたかったか、根底の価値観を探る作業はコツコツ何かをやることが好きな方にはとてもお勧めの方法です。