RRVレジデントリターンVISAがいつまでたっても下りない件
これは私のような状況におかれた、オーストラリア永住権新米保持者の方に向けて書いたようなものなので、興味と関係のない方はスルーしてください。
この前後の読み物的引寄せ介護帰国と日本軟禁事件の方が面白いですよ、きっと。
さて母が腰の骨を折ってまでして、一時帰国させてれた日本ですが、それが一時のことでなくなるとは、パースへの帰国便があと数日に迫るまで想像もしていませんでした。
私はラッキーなことに、夫が英国と豪国(オーストラリア)の二重国籍のため豪国永住権を持っています。
が、永住権保持者でも出国して豪国に帰ってくるときには有効な155か157というVISAを持っていなければいけません。
これは過去5年以内に730日以上豪国に居住している人は5年間、そうでない人は1年間(場合によっては3ヶ月)だけもらえます。
私は結婚する前も後も世界各地を転々としていて、豪国には20年前に1年間、2017年からから1年半しか居住していないので、最初にもらったVISAは1年で去年に切れていたのです。
日本での仕事は諦めて、この730日のために頑張って出国も帰国もしないでいた矢先に一人暮らしの母が倒れ救急車で運ばれました。
でもね〜、国外で申請も可能だって、何を見ても書いてあるのですよ。
私の場合は一刻を争うかのような緊急事態でしたし、そうでなかっとしても、どうせまた1年しか有効期限もらえないのに$400もボッタクられるなら、帰国目処がある程度たってから申請すれば良い、と思いますよね? 前回は4日で下りたし。
各種ブログやポータルサイトにもそう書いている人は多いのですが、ダメです。もう通用しません。
まだ出国前の人なら、オーストラリアにいるうちに申請しておきましょう。
私は丸々2日くらいかけて(なぜ私のVISAがまだ下りないのか?)を熱病にかかったかのように調べたところ、
どうやら私がVISAを申請した日に!法律とシステムが変わっていました。
過去5年以内に2年居住という条件を満たしていない人は、極刑に処す、
というか審査が厳しくなるので120日くらい見といてね、とさりげなく書き加えられているではないですか。
以前から審査は厳しいようですが、今回は大部分がコンピューターで管理されてしまい、人間の目に留まり、情状酌量の余地のある無しを判断してもらうまでに恐ろしく長い順番待ちが出来てしまっている、ようです。
知恵袋系にも聞いたし、あらゆるサイトもチェックし、最終的には大使館にも聞きました。
結局のところ、人間の目に留まればきっと(多分)大丈夫だから待つしかない、というのが異口同音の応えでした。
でも、経験者の中には私のように配偶者がOZ(オーストラリア人)であっても、不動産証明やら子供の学籍証明、配偶者の就労証明、あらゆる証明書を提出してかかった期間は3ヶ月、というケースもありました。
出発前に想定していた4、5日間とこの3ヶ月や移民局のサイトにあった120日(4ヶ月)のギャップに脳みそと感情がついていかない状態に。
結局豪国帰国予定日の前日に、「受け取ったけどまだ誰も見てないよ〜」と言わんばかりの自分のimmi account の記録を見てから変更料金を支払って3週間延期しました。
ここで普通のツーリストVISAで帰れる方法もある、などと無責任に書いてある移民弁護士や永住者のブログがありますが、絶対にダメです!
せっかく取った永住権が豪国に着いた途端に剥奪されてしまいますから。
また1から今ならトータル80万円近く支払って、2年近くかけて年々厳しくなる永住権を申請し直すなんて、例えお金があったとしても嫌です!よね?
という事で、オーストラリアの永住権を持っていても過去5年間で730日(丸2年)滞在か居住していない人は、RRV(レジデントリターンVISA) R155/157を出国前に申請してください。
それでも理由いかんによりすぐにはでないかもしれないので、旅行に行く時などは特に気をつけないと。
私はまだ実家に滞在だし、重宝がられてはいるのでまだ良いのですが。でもこの間無収入には変わりないですし、出費だって重なってきます。
そして、申請書には(この出国は一時的なもので、オーストラリアに帰国してこれからも住み続け税金もたっぷり払う心意気)を見せた申請書類にしましょう。←要は政府はそういう人にだけ帰ってきてもらいたいわけです。
私は最初は婚姻証明書と夫のパスポートコピーしか出していませんでしたが、追加で夫の会社の設立書類や契約書を添付しました。
という事で、私ももっと早くこういう記事を読んでいたらなぁ、と思いを持って書いてみました。
これを読んでいる方が、数日前の私のようなパニック状態で読んでいるとしたら、落ち着いてください
なんとかなるようになります
それがこの福ぶろぐの良いところ♪
この状況にはきっと理由があって、それは決して不運や不幸のためではなく、今は見えないけれども良い結果に向かっているから起きていること。
万事を尽くしたと思ったら、果報は寝て待て、今を楽しむことに意識を変換させてみましょう。
そのヒントは次に。