夫の性格は選べるって本当?

性格って誰が決めているのか知っていますか?
そう、性格はあなた自身が決めているのです。
だから、自分の性格も夫(相手)の性格も変えられますし、選べます。
性格は自分で決めている
なぜ私がそう言い切れるのか?
性格診断は当たるのか?
かなり前ですが、心理性格診断占いみたいなものが流行ったことがありました。まずは大雑把に3タイプに性格を分け、その後生年月日などや易的要素も入れてもっと細かく分けていくというものです。
わたしは3人の知り合いと一緒に興味本位で参加しました。会場でまた数人の知り合いと遭遇しかなりの人気だったことがうかがわれます。
まず性格診断の質問に答えてその結果により3つにグループ分けされます。わたしは(まあ、そうなのかな?そういうところもあるな)程度に肯定も否定もできないようなBグループで、残りの二人はCグループでした。
わたしはその二人のうちの特に一人はどう見てもAグループにいるはずなのに、対照的にも感じるCグループになっていたことで非常に驚きました。そこで、その人に「なんだかすでにこの時点で全然当たってなくてガッカリですね。」みたいなことを言いました。
そうしたら・・・
「何言ってるのよ、もうなにもかもすべてがぴったりで鳥肌が立っちゃったわよ」とのこと。
「私はてっきりAかと・・・」
「何言ってるのよ、Aなんて私と真逆の性格じゃないの」
「・・・・・・・」
後日そこにいた別の知り合いも「いや、わたしもものすごく不思議だった。誰がどう見ても彼女はAでしょう?」と言っていました。
ということは、自分が思っている自分の性格は自分で決めているということで間違いないでしょう。
そして、他人が思っている性格とは違ったとしても、気が付いていない人がほとんどなのだと思いました。
そして、自分が思っている他人の性格もまたさほど正確ではないのでしょう。自分の眼鏡を通してみている性格と言うだけです。
星座が母の性格を変えた話
そうそう、思い出しました。これも良い例だと思います。
わたしの母は幼馴染全員の顔が引きつるほど(笑)厳しい母でした。私にも友達にも厳しい態度なので、友達はうちに遊びに来るのを嫌がったくらいですし、親戚や近所でも有名でした。今なら児童虐待スレスレですが、当時は教育ママとかスパルタ教育が流行っていましたので、母は他の優しすぎて厳しくできないお母さん方のお手本みたいな存在でした。
わたしが小学校のころは占いと言えば星座占いでしたから、「母は風の宮みずがめ座だから頭はいいけれど冷たくて厳しい。火の宮のしし座の私やいて座の父とは合わないわけだ。かに座か魚座のお母さんだったらいいのに」と思っていました。
本当に躾(主にお手伝い)や勉強に厳しくて、何かへまをやらかすたびに家から追い出されたり、大事にしているものを捨てられたりしました。
途中端折りますが、紆余曲折とブレークスルーがあって大人になってから私と母は結構上手く行っています。母が厳しすぎて子供時代がとても怖かった思い出ばかりというのは変わりありませんが、それを恨む気持ちもなくなり、いまはそれ以外のところで沢山の感謝できることが山ほどあって感謝しきれないくらいです。
そう、母があるときから急に優しく、涙もろくなったのです。私の態度や気持ちの変化のせいだとずっと思っていました。もちろんそれもあったのですが・・・
ある日実家に帰ったときになぜか星座占いの話になりました。そこで母がうお座を読んでいるのです。「あれ、お母さんうお座じゃなくてみずがめ座でしょう?」と言ったら、「私はうお座なのよ。一日違いでうお座だったみたいなの。昔はみずがめ座っていわれていたから全然当たっていないとは思っていたのよねぇ。」
わたし「・・・・・・・・・」

星占いに詳しい方はよくおわかりと思いますが、みずがめ座とうお座では大きく性格が違います。みずがめ座は理知的、クール、冷静沈着、賢い、かっこいい、フットワークが軽い うお座は人懐こい、涙もろい、優しい、ロマンティックで夢見がち ややとろい、そんな感じです。
以前の私ならこんこんとそれは絶対に違うと言い負かそうとしたかもしれませんが、もちろん「そうだったんだね、良かったね」で済ませました。本当に良かったですから。
そう、母が急に優しくなったのはたぶん、ことある毎にうお座の性格というのを読んで自己催眠のようにそれが自分の本来の性格だと刷り込んでいったのでしょう。私からしたら、もう少し早くうお座だと思い込んで欲しかったのですが笑。
これも、母が自分の性格を選択したから、彼女の性格になったわけです。たまにみずがめ座のしっかりしているところが顔を出すことも有り、それはそれで高齢になってからも太極拳の先生をしながらちゃんとやっていけてるのも、そのおかげで有難い限りです。ボーダーにいるから両方のいいとこどりができるのだそうです。(*´∀`)
魔法の性格選択肢 1
ここで性格の変え方選び方をわかりやすく、ありがちな例と共に出してみてみましょう。
すごく簡単です。
あなたの性格を選んでください。どちらかを必ず1%でも多い方を選んでくださいね。神経質と繊細では?
A どちらかと言えば繊細と言うより神経質
B どちらかと言えば神経質と言うより繊細
神経質 ⇒ 自他ともに疲弊する性質
⇅ ⇅
繊細 ⇒ 気か付く気が利く素敵な長所
お好きなほうを選べます。
性格選択のルール
但し、自分の性格だけではなく、相手(夫)の性格も同じ方向に変換してください。
「私は○○(ポジティブ:例えば繊細)なだけなんだけど、旦那は○○(ネガティブ:例えば神経質)すぎてぇ・・・」っていうのは、夫の劣化に歯止めが効かなくなる魔法(呪い?)のことば。
ルールは
「自分の長所を認識し、口に出すなら、夫の長所も認識し、口に出す」
「自分の短所を見て見ぬふりするなら、夫の短所も見て見ぬふりをする」
それがフェアで効果的な性格選択のルールです。
こういう場合はどうなの?という質問があったらコメントしてください。