なぜ夫(や妻)はあなたと結婚したのか? 本当の理由は知っていますか?

暗礁に乗り上げた国際結婚の悩みをカウンセリングで円満幸せに導くカウンセラーのバーカー ユミです。
さて、タイトルの「夫や妻はなぜあなたと結婚したのか?」
それは、あなたがなぜその相手と結婚したのか?という理由とは違うかもしれない。
そう考えたことはありますか?
あなたはその理由を知っていますか?
あなたはなぜ夫(妻)と結婚したのか?
まずは自分でなぜ?と問いかけて答えてみてください。
最初は誰も
「気が合うから」とか「頼りになる(なった)から」とか
「価値観や趣味が合ったから」とか
「優しくて思いやりがあるから」「自然な自分でいられたから」
「しっかりしていて将来性があると思えたから」
等々という精神的で素敵な理由が思い浮かぶ人が多いと思います。
Why Why Why
でも、もっととことん掘り下げてみてください。
もっとリアルでシビアな理由が出てきませんか?
「自分より親が喜びそうだから(割と良く聞く)」「お金に苦労しなくて済みそうだから」
「長男じゃないから」「友達に自慢できそうだから」
「年齢的に限界だと思ったから」
「会社に居辛くなって」「負け犬と呼ばれたくなくて」「海外にずっと住みたくて」
「友達から略奪した手前・・・」「とにかく一度は結婚しておきたかったから(あるある)」
「嫌じゃなかったから(意外に多いが最強)」
「3高だったから(昭和バブル世代しかわからない暗号→あとがき参照)」
どれが良い悪いはないですよ。誰がジャッジするべきものでもありません。
わたし? わたしはちょっと追求してみたら「断る理由がおもいつかなかったから(爆)」。自分の人生投げてましたね。
私は元々非日本人と結婚したいとか全く思っていませんでした。英語大嫌い(苦手というよりは嫌い)だったのに日本でのキャリアアップのために海外経験を積もうと思って日本を発ち海外就職しましたから。当時日本に置いてきたBFがアパートの家賃を3か月滞納していて私の親が保証人だったので督促状が再三届き、呆れて別れを決めた時期と重なっていたのも、理由のひとつではあると思いますが。
でももっと深く追求してみたらちょっとここでは書けない嘘のような理由が出てきたわけですが、それはまた今度。
だから決して円満順調ではなかった。それがこの仕事に生きがいを感じている理由だと思います。
なぜ夫(や妻)はあなたと結婚したのか?
それから、では相手の理由はなんだったのか?と考えると思い浮かびやすくなると思います。
自分の時と同じようにシビアに突き詰めていってください。
「相当自分でも盛って理想の女性像を演じていた」「当時は胸が大きくスタイルも良かった」「童顔だった」「料理が上手だった」「両親とうまくやっていけそうだと思った」「文句を言わずに素直で何でも言うことを聞いてくれたから(実は言葉が良くわかっていなかった)」
「日本人は素晴らしいと思い込んでいた(国際結婚あるある)」
何でも良いのですが、これらの理由で利害が一致していれば関係は続きやすいですし、利害の不一致があれば不満が募りますよね。お互いに。
ロマンチックな理由でさえ、そのベースには何かしらのメリットがあるはずなのです。
「結婚はお互いにメリットを感じたからするもの」
そのメリットがなくなったらどうなるか?もうわかりますね?
メリットが無いのに無理に一緒に利害を共有しようとするから歪が出ます。
遠慮も無くなってくるので、態度や言い方もだんだんきつくなります。
相手に好かれていないと思えば、だんだんこっちも好きではいられなくなります。
「何となくもう好きでない、腹が立つ」 くらいなら自己啓発的な考えやカウンセリングでなんとかなります。
「愛情がなくなった(気がする)」これもまあ挽回できます。
「信頼できない」「軽蔑する」「尊敬できない」「なぜ結婚したのか自分が信じられない」
「タイムマシンに乗って破談にしたい」「4んでほしい」
まあいろいろ出てきますよ~。自分にとっての相手のメリットがなくなっただけではなく、相手にも自分が存在するメリットがなくなっていたら、別れるのは自然かもしれません。
子どもがいると自然には別れられないのが現実ですが。
では解決策は?
万能ではないですが、あります。
1,そのメリットが消失しないようにを維持し続けること
若くてスレンダーな美人がメリットだったなら、精一杯美磨女(知り合いの元CAさんのお言葉)でいましょう。*この場合は浮気されるのも覚悟したほうが良いです。
2,当初のメリット以上のメリットを感じさせる
例:若くてスレンダーな美人→話を聞いてくれる優しい妻→しっかり家庭を守る子育て上手の妻みたいな *先に、当初のメリット消失によるダメージがあったらそれを回復させましょう。
ただし、このメリットはあなたが勝手に想像して創造してしまう可能性が高いので、ちゃんと相手から聞きださないといけません。
それがもうできないような関係になっているのなら、経験豊富な夫婦カウンセラーに相談することも考えてみてください。
(あとがき)
3高→バブル時代の理想の夫の条件(高収入・高学歴・高身長)今思えばアホ草ですが、まるで黄門様の印籠でした(これも通じないのか?)。当時人口比率的に余っていた男性の涙ぐましい努力が経済を支えたのかもしれません。シークレット靴なんかも流行りました。
毎年末は駆け込みカウンセリングが多いので、暇な9月10月にいろいろやってしまおうと思ったら、意外に10月めちゃ多忙でした。ブログも全然書いていなかったです。唯一のメルマガニュースレターはブログ更新お知らせレターと成り下がっているので、ブログ記事がないと成り立たないので下書きから掘り起こし慌てて書いたブログ(大汗)
「暗礁に乗り上げた国際結婚の悩みをカウンセリングで円満幸せに導くカウンセラーのバーカー ユミです。」アドリブで書いた割にはいいキャッチコピーじゃない?と思ったので、これから使おうと思います。